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着物大好きblog

着物大好き!着物の魅力や歴史、コーディネートなどをお伝えしていきたいと思います。

着物と帯の合わせ方

 

 

着物を着るときとっても迷うこと・・・

それは どんな帯を合わせるか ですよね。

 

訪問着には袋帯、紬には名古屋帯、浴衣には半幅帯

とかいう基本的なことはご存知かもしれませんが、

「これって一体どんな帯を合わせるのが正解なの?」って迷うこともあると思います。

今回はそんな帯選びのポイントを少しおさらいしましょう。

今回もかなりゆる~いですので、お許しを!

 

 

帯の種類のキホン

 

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帯って色んな長さや幅のものがありますよね。

はい、だいたいいこんな感じです。

だいたい~ですのでお許しを。

(*丸帯と袋帯が同じ長さになっていますが、実際は丸帯がやや短いです、すみません)

名古屋帯ひとつにしても、松葉仕立てや八寸、九寸・・・などまだまだ種類はありますが、きっと頭がこんがらがりますので、今回は省きます。

 

では、それぞれのTPOと着物との合わせ方について確認していきましょう。

 

 

着物✖帯 TPOと合わせ方

 
袋帯

 

二重太鼓を結ぶ帯です。表と裏の生地が分かれていて、縫い合わされています。

結婚式で新郎新婦の母が着る留袖や、既婚のゲストが着る訪問着、成人式で振袖に結ぶ帯もこれにあたります。

金銀などのフォーマルなイメージが強いですよね。

ただ、今はセミフォーマル、カジュアルまで使えるようなものまでたくさんあり、かなり幅広く結ばれるようになっています。

 

 

丸帯

 

表と裏の生地が一枚で、半分に折って縫い合わされています。

見た目は袋帯とほとんど変わりありませんね、仕立て方が違うだけです。

舞妓さんの結んでいる帯がこれにあたります。

現代ではほとんど作られなくなりましたが、昔は第一礼装用の帯として主流でした。

 

 

名古屋帯

 

着物好きな方でしたら一番結ぶ機会が多い帯かもしれませんね。

絵のように、胴に結ぶ部分が半分に折って仕立てられています。

小紋や紬などに合わせて一重太鼓を結ぶ、カジュアルの代表格ですが、

付け下げや色無地といったフォーマルな着物に合わせることも多いです。

 

 

袋帯

 

袋帯っていいながら、名古屋帯の長さ・・・

もう本当、一番ややこしい帯ですよね。

でも、「袋帯の形した名古屋帯」って覚えれば大丈夫です。

名古屋帯は胴に巻く部分が最初から半分に折って仕立てられていますが、それが折られていないのが京袋帯です。

着用場面は名古屋帯と同じ、です。

 

 

半幅帯

 

文字通り、「半分の幅の帯」です。

浴衣がこの帯ですので、ほとんどの方が結んだことがあるのではないでしょうか。

浴衣だけでなく、カジュアルな着物にも使えます。

着物初心者には一番おススメの帯です。

 

 

角帯

 

男物の帯ですね。

半幅帯よりさらに幅が狭いです。

黒、紺、グレーなど、地味な色合いのものがほとんどです。

 

 

兵児帯

 

ふにゃふにゃ柔らかい帯です。

小さな女の子がよくふんわりと可愛らしく結んでいますよね。

男物でもありますし、最近では大人の女性用に、浴衣に合わせるお洒落なものもたくさん見られるようになりました。

 

 

帯による のです。

 

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と、ここまで基本的な帯の種類とTPOをご紹介してきましたが、

おそらくこうお感じでしょう。

「~の場合もある」とか、「~に使えるものもある」とか、

 

そういうアバウトな部分が一番わからないんだよ!と。

 

「柄によってはOK、織ならOK、染ならOK」とか、帯によっては、と言われてしまうと、一気に ??? となる方も多いのではないでしょうか。

 

でも、本当に その帯による のです。

 

フォーマル/カジュアル とがっちり分かれているのではなく、デザインや作りよって多少の振り幅があるのです。

洋服だって、ワンピースひとつにしても、つるっとサテンのような滑らかな生地なら結婚式にOKだけど、毛糸で織ったものならその場面には向きませんよね。

着物と帯も一緒です。

 

そのつど、この着物にこの帯は大丈夫かな、今日着て行く場所にふさわしい格かな、と考える必要があります。

 

 

よくある疑問を解決!

 

では、これまで紹介した基本の知識を頭に置いて、みなさんがよくぶち当たるいくつかの疑問を解決していきましょう。

 

 

*着物には染めと織りがあるけれど、それぞれ帯を合わせるときのルールはあるの?

 

着物は基本的に、「染めはフォーマル、織りはカジュアル」ですよね。

そして、「染めの着物には織りの帯、織りの着物には染めの帯」

これが鉄板です。合言葉のように覚えておけば、間違いありません。

ただ、これも振り幅は大いにありますね。

例えば、「染めの着物に染めの帯」これももちろんOKです。

染めの小紋に染めの名古屋帯でお出かけ、なんてよくありますよね。

「織りの着物に織りの帯」これもOKです。

とてもカジュアルな印象にはなりますが、紬の着物と帯を着こなしていると

着慣れている感がとても出ますよね。

逆に、「染めの着物に織りの帯」といっても、上品で格の高い訪問着にざっくりと織られた紬地の帯は合いませんよね。

明確なルールはありませんが、柄や生地などによって向き不向きは必ずあることは覚えておきましょう。

 

 

*カジュアルな着物に、袋帯で二重太鼓を結ぶのはおかしいですか?

 

答えだけを言うと、おかしくありません。

ただ、着物と帯の格があまりに違うと、とてもチグハグなコーディネートになってしまいます。

特に紬に袋帯を合わせる場合は、質感や雰囲気似たものを選んだほうが良いでしょう。

染めやパッチワーク風のものなど、今は袋帯でもカジュアルに使えるものがたくさんあります。

上手に選びましょう

 

 

*着物初心者です。これからいろんな場面に着ていくのに、まずはどんな帯を揃えれば良いでしょうか?

 

フォーマル用の織りの袋帯

カジュアル用の名古屋帯

この二本があればだいたいの場面には事足りますが、半幅帯も一本あればもっと気軽に着られるでしょう。

また、最初に持つには、幾何学模様や季節にあまり左右されない古典柄のものがオススメです。

(季節といっても夏は全く違う帯になりますのでご注意を!)

 

 

 

詳しい人に聞きましょう

 

以上、基本的な帯の種類、TPO、よくある疑問などをご紹介してきました。

が、書ききれていないことが山ほどあります

季節による帯の違いや柄の選び方、帯揚げや帯締めの合わせ方など・・・

また掘り下げてお話したいと思います。

まずは基本を頭に入れて、迷ったときは周りにいる着物に詳しい方に相談してみましょう。

着物と帯を上手に引き合わせる、マッチングのプロ目指しましょうね!