読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

着物大好きblog

着物大好き!着物の魅力や歴史、コーディネートなどをお伝えしていきたいと思います。

着物の種類・格・TPOをおさらい

f:id:kimonolover:20170226231525j:plain

 着物ってご存知の通りたくさんの種類があって、格やTPOなど、着用に際して気を付けなければいけないことがたくさんありますよね。

詳しい方に聞いても、人によって微妙に違う事を言われて戸惑ったことがある方もいるかもしれません。

TPOの許容範囲が着用する方によって微妙に違ったりもしますが、これからご紹介するのは一般的にキホンとされていることなので、参考にしていただければ幸いです。

では、そんな基本的な着物の知識をおさらいしましょう。

 

黒留袖

黒地に絵羽模様、五つ紋が入っているのが特徴です。

既婚女性の第一礼装で、とても格の高い着物です。

結婚式や披露宴で既婚女性が親族としての立場で出席する時に着用します。

新郎新婦のお母様が着ている場面をよく目にしますよね。

金・銀系の艶やかな袋帯で二重太鼓を結びます

色留袖

簡単に言えば、黒留袖の色付きバージョンです。

こちらは既婚・未婚問わず着られる第一礼装です。

五つ紋のほか、三つ紋、一つ紋のものもあります。

訪問着

艶やかな絵羽模様が特徴で、既婚・未婚問わず着られる女性の正装です。

留袖に次いで格の高い着物なので、お祝事の場はもちろん、パーティーやお茶会など幅広く着用することができます。

着られる年代も場面も多いので、フォーマル着物として一着持っていると重宝するでしょう。

付け下げ

見た目は訪問着とほとんど変わりませんが、訪問着は絵羽の状態で柄付けするのに対して、付け下げは反物の状態で柄付けをします。

訪問着とほぼ同格のフォーマル着物ですが、柄が控えめで紋がないものなら、街着としても着ることができます。

色無地

文字通り、一色で染め上げられた無地の着物です。

紋を付けて袋帯を結べば訪問着とほぼ同格になり、紋なしのものに名古屋帯を合わせるとお洒落着にもなります。

紋の数や帯の種類などによって幅広く着られる着物です。

江戸小紋などは、小紋の中でもこの色無地に近い種類のものです。

振袖

未婚女性の第一礼装で、お袖が長くとても華やかな柄付けなのが特徴です。

成人式や結婚式に着られているのはみなさんご存知ですよね。

袋帯で飾り結びをして若々しく着こなします。

袴を合わせて卒業式にもよく着られていますよね。

打掛

白無垢、色打掛など花嫁さんが着ているのを見たことがあると思います。

現代の豪華な花嫁衣裳です。

喪服

黒地一色に、五つ紋が付いた着物です。

ご存知の通り喪に身にまとう着物です。

小紋

オシャレ着を代表する着物です。

大柄から小柄まで様々な模様のものがありますが、全体に同じ模様が上下なく染め上げられているのが特徴です。

街着、普段着として着られるカジュアルな着物ですが、ドレッシーな帯や小物を合わせればちょっとしたパーティーなどにも着られます。

名古屋帯や半幅帯を結ぶ、初心者にも挑戦しやすい着物です。

お召

糸に強く撚りをかけて織り上げた、サラリと心地よい風合いの着物です。

基本的にはカジュアルですが、上品なデザインのものであれば、合わせる帯によって少し改まった場にも着用できる便利な着物です。

素朴な風合いが人気の普段着の着物です。

他の着物との違いは、糸を染めてから織り上げられていること。

有名なものでは大島紬結城紬などがありますよね。

カジュアルな場であればどこにでも気軽に着ていくことができます。

糸の種類や織り方によって様々な風合いを楽しむことができますよ。

浴衣

みなさん一度はお祭りなどに着ていかれたことがあるでしょうか。

昔は寝る時に着る寝巻きでしたが、今は夏のカジュアル着物と同じようによく着られるようになりました。

古典柄からモダンで個性的な柄まで、様々なデザインのものが見られます。

 

 

以上が代表的な着物の種類です。

ただ、この他にも 着物にはいわばイレギュラーなものがいくつか存在します。

例えば「紬地の訪問着」とか「無地の紬」とか言われると、一気に???となる方も多いのではないでしょうか。

 

紬地の訪問着は、訪問着の柄付けをした紬のこと。生地が紬なので基本的にはカジュアルですが、訪問着のような柄なので、立食パーティーや気軽な集まりなどには着てもOKだと思います。

 

また、無地の紬は、素朴な縞や絣模様などのザ・紬!といったものよりかは上品に見え、少し改まったところに着てもOKなイメージです。

 

このように、それぞれの種類の定番のイメージから少しはずれたものは、その 色柄の華やかさなどによって多少TPOや格に差が出てきます。

合せる帯によっても相応しい場が変わってくるので、周りの着物に詳しい方に一度見てもらって意見をもらうのが安心ですね。

 

着物の種類は専門的で難しく思われがちですが・・・

洋服でも、おおよそその場に相応しい服の種類はあって、柄や小物・アクセサリーの合わせなどによって、格上げすることも少しくだけた感じにすることもできますよね。

 

着物もそれと同じです。

 

キホンを抑えた上で、そのつど着て行く場面に合う装いになるように柔軟

に着こなせるのが理想です。

 

着物マスター目指して一緒に頑張りましょう!