着物大好きblog

着物大好き!着物の魅力や歴史、コーディネートなどをお伝えしていきたいと思います。

着物で旅行する際の注意点と持ち物リストをご紹介!

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記事の投稿がすっかり空いてしまいました。お久しぶりです。

 

じつは、3月のお休みを利用して、京都へ小旅行に行って参りました!

2泊3日という短い日程だったのですが、かねてよりの念願を一つ叶えられたのです。

 

それは・・・着物で旅行すること」!!!

着物愛好歴がそこそこ長いと自負する私ですが、着物で旅行を敢行したことがなかったのです。

その理由は、やはり「着物で何か問題が起きたら嫌だから」「動きづらいから」というもの。

 

もともと旅行というと海外旅行が多く、それも着物での旅行に踏み切るのを躊躇う一因でしたが、今回久々に国内旅行(しかも古都京都!)ということで、「これは着物を着るっきゃない!」と思い、旅行の全日程を着物で過ごすという体験をしてみました(*^^)v

 

その際に注意したことや持って行くべきもの、着物旅行の感想なんかをまとめてみました。

着物で旅行を考えている方の一助になれば幸いです。

 

着物旅行は事前準備が大切!

着物で旅行するとき、何より大変なのが「荷物が増えること」

洋服に比べ、着物って小物や省略できない小道具が多いんですよね・・・。

 

ただ!これも事前に持って行くべきものを厳選すると、かなり解消されます!

その方法をご紹介しますね。

移動も着物で!

荷物を減らす一番手っ取り早い方法は、移動も含めた全日程を着物で過ごすことです。

新幹線や飛行機に乗っている時間って2~3時間なので、じつはそこまで大変じゃないんですよ。

 

事実、「移動中は楽な恰好が良いよな~」と思っていた私ですが、今回東京から京都まで新幹線で往復してみて、「あれ?全然苦じゃない」と拍子抜けしました。

小道具を減らそう!!

お次はこれ。

そう、着物を着るには何かと小道具が必要ですよね。

やれ、帯揚げだ、帯締めだ、帯枕にコーリンベルト・・・。

 

じつは上記のものたちは、最初に紹介した「移動も着物!」を実践すると、すでに身に着けてしまっているため、手荷物にはなりません。

ですが、それらを身に着けている本人が結構身重だったりしますよね・・・(^^;)

私は移動も含めた全日程の旅行を、少しでも過ごしやすくするために、帯を簡略化しました。

 

その方法とは・・・「作り帯」を利用すること。

作り帯ってご存知でしょうか?別名「付け帯」なんて呼ばれてもいますね。

着物初心者にとって最も身近な「作り帯(付け帯)」は、若い方たちが着ている浴衣の帯ではないでしょうか。

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↑こういうのですね。

 

「作り帯(付け帯)」とは、元から形が出来ている帯で、巻く部分と帯の形になっている部分で分かれている二部式のものがポピュラーです。

巻く部分をくるくるっと巻いた後に、形が出来ている部分(お太鼓だったり文庫だったり)をすぽっと挿せば完成です。なんてお手軽!

 

長時間の移動や旅行での荷物を減らすには最適のアイテムです。

かしこまったフォーマルな場には身に着けられませんが、旅行等のおしゃれ着程度の利用にはもってこい!

 

また、移動中の椅子に座っているとき、背もたれに寄りかかりたいですよね。そんなとき、作り帯ならお太鼓部分を抜いてしまうこともできるので、かなりおススメです。

帯や羽織でコーディネイトに工夫を!

旅行が1泊2日程度なら、着物(長着)は同じもので全く問題ありません。

印象を変えたい!という方は、帯だけ変えてみたり、羽織を変えてみたりすると良いでしょう。「着物1枚、帯3枚」なんて言葉がある通り、和服は帯を変えるだけでガラッと印象が変化します。

 

着物をもう一枚持って行くよりも、帯だけ持って行けば、かなり荷物を減らすことが出来ます。また、その帯もリバーシブルのものを選べば、さらなる荷物軽減が可能です。

 

もっと強く印象を変えたい方は、羽織を変えてみましょう。帯よりも目に入る面積も大きく、上半身の印象を変えられるのでおススメです。

洗える着物を活用しよう!

旅行中は外出が多くなるため、普段より排気ガス等で着物が汚れてしまいます。なので、私は洗える着物を旅行用の着物として選びました。

実際に旅行中に着物が大きく汚れることはありませんでしたが、やはり普段より歩き回ったり、食べ歩きをしたりする機会も多かったので、洗える着物を着ていた方が安心感がありました。

草履よりは下駄!ブーツもおすすめ

旅行は何といっても移動が多くなります。かなり歩くこともしばしば。

そんなとき慣れない履物は不安ですよね。

たくさん歩くことが予想される場合、草履はおススメしません。すぐにすり減ってしまうからです。

 

おススメは下駄です。桐などの軽めのもので、かつ船形・底はゴム張りで音がしない、草履に近いものが良いでしょう。

 

また、若い方やおしゃれ着物、アンティーク着物を着られる方は、ブーツを合わせるのもおススメです。

着物旅行の持ち物リスト

実際に、私が2泊3日の京都旅行に持って行ったものを紹介します。

 

【身に着けて行ったもの】

・洗える着物1枚

・羽織1枚

・作り帯(半幅帯のお太鼓)

・下駄

長襦袢

肌襦袢

・小道具(伊達締め2本、腰ひも2~3本、コーリンベルト、帯揚げ、帯締め

・下着(スポーツブラ、ショーツ)

 

【スーツケースに入れたもの】

・着物1枚

肌襦袢1枚

・小道具(帯揚げ、帯締め

・着物ハンガー

・衣装敷き

・2泊3日の着替用の下着

・ワンピース1枚(着物が着られなくなったときの予備として)

・パジャマ

 

スーツケースは1泊2日用の小さなサイズのもので充分でした。

荷物としてはほとんど洋服のときと変わらなかったと思います。やはり、ミソは全日程着物で過ごすことですね。洋服も和服も持って行こうとすると、かなりの大荷物になってしまいます。

持って行くべき三種の神器

衣装敷き・着物ハンガー・ワンピース、これが着物旅行に欠かせない三種の神器です(笑)。

ワンピースは予備として持って行ったのですが、やはりあると便利でした。雰囲気を変えてBARで飲むときや、または夜中ちょっとコンビニへ・・・なーんてときにお役立ちです。

まとめ

着物で旅行をしてみた感想は、「なんだ~普段と同じだな~」です。

案ずるより産むが易し、まさにその通りで、実際にやってみたら思った以上に普段通りでした。

普段から着物を着るときに気を付けていることを実践していれば、何も恐れることはありません。

 

また、旅行だからと気張る必要もないな~と思いました。洋服で旅行するときと同じ感覚で着物を選べば失敗はありません。

洋服の時も、「旅行だし、この日は動きやすい恰好にしよう」「この日はおしゃれしよう」など色々考えますが、その感覚で着物も選べば良いんだな、普段と同じだなと再確認できました。

 

普段から着物を着ていますが、まだまだ「着物」を特別視していたみたいです(^^;)

もっともっと着物をさらっと普段着として着こなせるようになりたいな~と思わせられる、そんな初の着物旅でした。